デジタル教科書のその後
デジタル教科書の動きがますます活発になってきました。
5月に総務省の投げた矢を書きましたが、
http://4001haruto.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-fd16.html
それが文部科学省よりも政府首脳に深く刺さったようで、
どうしても「学習者用」のデジタル教科書を成功させたいようです。
http://www.dpj.or.jp/news/files/101006keizaitaisaku.pdf
デジタル教科書教材協議会などの民会団体や学者、現場を問わず、
世の中に存在しない「デジタル教科書」の夢物語が大好きなようで、
みなさん風呂敷を広げています。
世の中に存在しているデジタル教科書は「指導用デジタル教科書」だけです。
文部科学省の「学校教育の情報化に関する懇談会」にて「学習者用」と区別されました。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2010/08/11/1296307_1.pdf
韓国の実験校で「学習者用」が使われていますが、
学習の効果は明確になっていません。
こちらも国を支える大きな企業が進めている改革ではないかと考えられます。
現在の教科書を使った授業や学習の形態から何が変わるのか。
それによってどんな教育効果があるのか。
教育効果をもたらすための「デジタル化した教科書」を
研究し開発する時間と予算をどう考えるのか。
課題をあげればきりがありません。
しかし、多くのものがデジタル化していく中、
教科書はいずれデジタル化されるでしょう。
拙速にならずに本質を求める議論を今しなければなりません。
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デジタルには優れた点がたくさんありますが・・・
書き込む、繰り返し読む、見比べるなんてことは紙の方が適しているように思います。
韓国のデジタル化は企業の業績アップのための政策だった聞きました。それから10年近く経って修理やバージョンアップの予算がつかなくて困っているという話も聞きました。視察に行かれた先生が、すべての教室に、プロジェクターなど必要なツールが教卓周辺に使いやすく設置され手いる様子をビデオカメラで撮影していました。
教育のためでなく産業のためという印象を受けました。
政治の主人公は「経済・景気」で、子どもを育てることは後回し。
投稿: k.n | 2010年10月11日 (月) 17時38分
k.nさんお元気ですか。
相変わらず連休中に仕事の合間で子どもの相手をしています。
来年の秋までの一年間で、子ども用のデジタル教科書を
作ることになりそうです。
秋の予定が春になるかもしれません。
また、子どもと遊ぶ時間が消えていきます。
投稿: もりへい | 2010年10月11日 (月) 22時23分
色々なものがどんどんデジタル化していきますね。
現在耳鼻科で検査や診療補助をしていますが、電子カルテに不便を感じています。
以前なら、検査の際にカルテが手元にあり、今までのデータや症状など把握したうえで対応できました。
今は、いちいち必要なデータを取り出したり、PCのある検査室の外に行ったりしなくてはなりません。個人情報でもあり、必要以上の閲覧もできません。
検査は物理的なことが行えれば良いわけですが、人を相手にするので必要な情報以外のつまらない話なども知っていれば場も和むというものです。
道具や手段をデジタル化すると、人もその一部になってデジタル化してしまうようで…
何となく、便利なら何でもよいの? と思ってしまいます。
余談ですが、今日は高校ラグビーの花園予選第2戦目でした。
長男の所属している県立柏陽高校ラグビー部は残念ながら敗退しました
投稿: 湯ったり | 2010年10月24日 (日) 23時49分
ご家族おそろいで良き新年を迎えられたことでしょう。
あけおめ、ことよろ。って年賀状が数枚・・・。
時代の変化にしがみつつ還暦のお正月を迎えました。
もりへいさんのブログが長期間更新されないのは超多忙のせいですか。
あるブログにこんな言葉がありました。
「『あいつ、ゆるいよねー』って言うのは、僕ら若い世代の中では褒め言葉なんです」
「下流思考~学ばない子どもたち・働かない若者たち~」(内田樹)から一歩進んできたのかなと思う今日この頃です。
投稿: k.n | 2011年1月 2日 (日) 12時09分